三浦工匠店 新数奇屋造り100年住宅

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綿密な打ち合わせと度重なる設計変更に感謝と満足
 
 奥様に通された1階居間は、2階天井まで伸びる吹き抜けの部屋で、そこは開放感溢れる空間地帯。中央には、あの欅(ケヤキ)の“一枚天板”テーブル(長さ2・4メートル・巾0.9メートル・厚さ0.12メートル)の大きさと樹齢300年余のけやきの玉杢 (たまもく)が本物の家づくりであることを象徴しているかのようでした。そのテーブルの中央でご夫婦にまず、震災のご様子からお話を伺いましたが、「吹き抜けのシャンデリアや食器棚が大きく揺れた割りには被害が少なく、その後の余震で吹き抜けの壁の一部に少しヒビが入ったくらい」と話されました。
 
玄関左手には広々とした座敷3部屋が連なる
 奥様に「何故、三浦工匠店を選んだのですか」と尋ねたところ、こんな答えが返ってきました。「近くの友人が『家を建てる』というので、一緒に家を見て歩くことになり、市内の新築の家々を“ピンポン・ダッシュ”じゃないですが、何十件も見て廻りました。その中の何件かが三浦工匠店さんが建てた家だったのです。友人は親戚に建築屋さんがいるのでそちらに頼んだようですが、私は、建てるときは、三浦工匠店の家にしたいとずっと思っていて、主人に話しをして決めました」というのが経緯でした。奥様には家づくりにもこだわりがあったようで、「絶対に木造の家にしたいー、こ洒落た和風の家がいいー、田舎風も厭だなー、吹き抜けの家がいいー、そんなイメージを何年も抱いていました。娘夫婦が同居してくれるという話しがあって昨年、念願の三浦さんにお願いをしました」と話しでした。さらにご主人は「三浦さんには、何度も綿密な打ち合わせをして戴き、設計も何度も変更をお願いして、こちらの要望を全面的に聞いてもらって、今は『満足!』というほかありません」と話していました。
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