11月15日に福島市西学習センターが地域で開催する「西地区『彩』発見講座」の第4回目の講演に当社代表の三浦藤夫が「古民家のおはなし」として講師を務めました。西地区に住む30人近い皆さんが午後6時半からの催しにもかかわらず旧「佐久間邸」にお集まりを戴きました。福島市市民活動支援課の梅津司主査から紹介を受けた後、家づくりの原点でもあります材木の種類やその寿命、そしてその材木を適材適所で使うことで何百年も保つ家が出来ると話しました。三浦が尊敬して止まない法隆寺を建立した宮大工棟梁の故西岡常一氏についてもお話をしました。そのあと、当社がこれまで手掛けてきた古民家の再生や数寄屋造り、そして文化財である福島市宮畑遺跡の野外展示掘立柱建物組上工事、堀切邸十間蔵等、着工から完成までの工程をプロジェクタースクリーンを使って説明を行いました。当社代表の三浦はこの西地区には、昔ながらの農家が点在し、その多くは古民家として後世に残る価値あるものと考えていますので、西地区の皆さんが少しでも古民家としての大切さを考えてくれるきっかけになればと思い講師をお引き受けしました。こうした催しが福島市から文化財的な価値の高い建造物がいとも簡単に解体されることに歯止めがかかれば嬉しいことですね。このことはネットマガジン・建設メディアにも紹介されました。
|