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令和3年3月21日更新
●福島市の『花の写真館』修復工事が完了しました

 当社は、福島市森合に建設を進めていた福島市指定文化財「花の写真館」修復工事(安藤組の協力業者)がこのほど完了しました。

 同写真館は、2011年の東日本大震災で大きく被災し休館。その後、市は解体を決定しましたが、保存有志の活動に寄って2013年、長期に渡って議論された結果「保存」が決定され、2019年12月に修復工事が開始されました。




 ところが2020年1月の“コロナウイルス”感染により、工期内完成が危ぶまれましたが、元請業者さんの綿密な打ち合わせにより、工事を止めることなく進めることが出来ました。当社請負施工分は今年2月末に工期内完成の運びとなりました。東日本大震災から丸10年となる今年6月にグランドオープンする予定です。震災前の原形を取り戻した大正時代のロマン漂う西洋建築は、再び福島市が誇る歴史的建造物のひとつ“建築遺産”として輝きを極めていくことでしょう。




《工事を終えて》
 歴史的建造物である福島市の文化財「写真美術館」(通称:花の写真館)の協力施工業者として、現場に着工から完成まで実質10ヶ月間(取り壊し=2019年12月まで。建て方=2020年6月~7月まで)に渡り、文化財の建築技法や段取りなど、先人の匠の技を学ぶ機会に恵まれました。特に古い部材を水平・垂直に戻す技法や解体前に基準を決めての寸法図り、図面の書き直し(図面おこし)、後日同じ位置に部材を当てはめていく作業は、建築文化財の“段取りの大切さ”、特に完成後は表からは見えない内部の隠れた工事に多くを学ぶ機会となりました。
 ぜひ、皆様も一度現場をお訪ねください。ご連絡を頂ければ当社がご案内申し上げます。(代表:三浦慶顕)

《概要》
■建設時期  1922年(大正11年)
       逓信省電気試験所福島試験所として建築
■規 模
       地上2階建て654.4平方メートル
■構 造
       組積造:石積み 屋根小屋組:木造 
       基礎:レンガ造
■ 仕上げ
       外壁:石造(凝灰石)
       屋根:洋瓦葺き
       内部:床 縁甲板張り
          壁・天井 漆喰塗り 
■ 大震災による被災箇所
・ 正面玄関上部妻壁の亀裂と傾斜
・ 屋根瓦の破損による雨漏り
・ 雨樋の破損と集水枡の落下
・ 石積壁の亀裂や破損
・ 漆喰壁・天井の崩落



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